世の中には「起業塾」というものもあるし、多くの方が学ばれていると思いますが、そこでも実質的な経営を勉強するという機会はほとんどないと思います。
営業、契約などの法務、税務、組織形成、社会保険、管理会計など細かに習ったとしても、企業のタイプで内容はさまざまになるので、全てを型にあてはめることは難しいでしょう。
会社経営とは、実地で学んでいくことがほとんどだと思います。
しかし経営のベースは会計なので、ここは最初からしっかりしている必要があります。
私は時間も自信もないので専門家にお願いしていますが、自分で簿記の勉強をするというのも有効だと思います。
一般に中小企業なら日商簿記3級の知識があればよいようです。
基本的に専門家任せでOKですが、バランスシート(貸借対照表)とP/L(損益計算書)が見れないと経営計画が立てられないので、ここは参考書など使っての勉強が必要になると思います。
会計事務所はどこも会計のプロですが、どこでも経営相談などコンサルティング業務をおこなえるというものではありません。
したがって起業支援をおこなっているとは言っても手続き代行オンリーのところもあります。
そうすると、役員1つとっても「何名にすればいいか?」「機関構成だけでも39通りもある中からどれにするか?」などの疑問や資本金にしてもいくらが妥当かなども相談できません。
「1,000万円にすると消費税の免税事業者にはなれない」など節税や助成金などを意識したアドバイスが受けられなかったりします。
中小企業の場合、資金繰りというのが最も大きな課題になると思います。
その時、身近にあって自社にプラスになる情報を収集してくれ助言してくれるビジネスパートナーがあることは、会社経営の上でとても有益なことだと思います。
会社設立の時は、会社をつくるということに全力投球してしまいがちですが、本当のスタートは設立後になります。
したがって、私のように経済面+時間面から自分で会社設立手続きを行わず専門家に頼む場合は、設立後「会社を倒産させない会社経営をするために必要なことをアドバイスしてもらえるところ」という風に会計事務所を探すといいのではないでしょうか。